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2010/01/31

200年の時を越えて


突然ですが、今日はちょっとばかりオリジナルな私の「お家」のお話を少し・・・。


tokonoma


写真は実家の床の間です。思いっきりお正月な雰囲気でスミマセン笑。


この家が建てられたのが、寛政2年(1790年)、

今から200年以上前のことです。古っ;;

元々は武家のお家だった建物です。

建築の仕事をしている父が改修を手がけましたが、

ほぼ原型はとどめたまま。住み始めて15年ほどが経ちます。


柱や梁から感じる、200年の息吹。

様式や習慣は少しずつ違えど、

代々住み継がれたその年月に思いを巡らすと、

厚みのある感情が沸き起こってきます。


「“まっくろくろすけ”いそう・・・」


それが、当時10歳だった私の、この家に対する第一印象でした。

何せ本当に古かったものですから。

でもなぜか、どうしようもなく心を動かされたことを覚えています。

ちょっと変わった趣味の子どもだったのかも;;;

そんな特別なモノとの出会いが、私の人生にはいくつかありますが、

共通点は、どれも「古いもの」に分類されるということ笑。

でもただ古いのではなくて、丁寧に年月(歴史)を重ねているといった方が適切かな。


この家との出会いも、私の感性に大きな影響を与えました。

しっかりとお手入れをすれば、ずっと長く使えるもの。

私の身の回りに置く小物や家具も、出来ればそういうものを選んでいきたい。

「ストーリーのあるのもの」と出会うこと、

また自分でそのストーリーを紡いでいける日々の生活が、

私にとって大きな喜びなんだなぁ。



というようなことを、ランニングがてら通った神社の大木を見上げながら考えていました。


皆様、素敵な日曜日をお過ごしくださいませ。



maiko

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